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意識とオーラの関係

 今回は冒頭の「学長コラム(註:2023年4月)」の続きとしてもう少し詳しく「生体エネルギーの方向性と意識の関係性」を考えてみたいと思います。

 

 生体エネルギーは意識と深い関係があり、それには有効に働く「発する方向性がある」というお話しをしました。

 まだエネルギー体のみでは生存出来ない、物質的「肉体」を持っている地球人の場合、「エネルギーの活性化」はイコール「意思(考え方)の力」という部分が強くあります。

 

 あなたがもし「何かを成し遂げよう」とする場合、そこには何が必要でしょうか。

 きっとあなたを助けてくれる人が必要でしょう。そしてあなた自身も何かを成し遂げる実力を身につける必要もあるでしょう。現実社会の場合でも自分でいろいろ勉強し、そして自分がやりたいことをさまざまに発信して協力者を求めることでしょう。

 そうしてあなた自身の「やりたいこと」が実現して行きます。

 そしてそこに「エネルギー=オーラの輝き」が加わることによって、ますますあなたの「やりたいこと」が現実となって行きます。

 

 よく日本語では「心が籠る」と言う言葉を使います。

 この「心」というものが何かというと、生体エネルギーが籠っているかどうかということです。「このプレゼントには心が籠っている」というのは「このプレゼントにはあなたの想いが籠っている」ということになります。「あなたの言葉には心が籠っている」というのも同じことで、あなたの自信と想いが籠っていることを指します。

 

 これが地球人の面白い特性で、「生体エネルギーは物や言葉に留まる」という性質があるのです。

 

 昔から言われる地縛霊や守護霊などというものは、言葉の使い方が本当に正しい表現かどうかは別として、この生体エネルギーの特性から感覚的に伝えられたものです。

 まずは自分のエネルギーを自分自身に向けてみましょう。エネルギーの方向性は意識によって決まりますので自分の意思を固めます。

「私はこれを成し遂げる!」「私はこれに努力をする!」「私はこれを集中して学ぶ!」等々、自分がやることを決め、それを自分に言い聞かせます。そうするとあなたの生体エネルギーは内側に向かって集中してゆき、あなたのエネルギーが高まり、結果としてオーラが輝いてゆきます。

 そして「私にはこれが足りないので協力して!」「こんな助力を求めたい!」「これを教えて欲しい!」「こんな社会を実現したい!」など、あなたの想いを意識的に外側に発信します。そうするとそれをキャッチした人々があなたの周りに集まって来ます。

 反面、気持ちが籠っていないと「あなたを利用しようとする人」などが集まり気味になり、問題も多くなります。

 

 このように表面的な言葉や態度だけでなく、そこに生体エネルギーが乗ると相手に理解されやすくなり、あなたの想いの実現もより確かなものになってゆきます。これがエネルギー的な部分の有効作用であり、肉体的努力と相俟って、あなたの自己実現への近道となることを忘れないようにして下さい。

 何事にも気持ちを込めて行動を!