☆第四段階人類の特徴
もう一つの大きな特徴は、「目に見えないことへの関心の高まり」です。
目に見えない部分、つまりスピリチュアル的な感覚についての関心の高まり、興味、また宗教も発達します。
宗教的発想自体は、いろいろな宇宙の現象を何らかの方法によって知り得た場合に源を発することが多いので、数千年前の「開祖(一種のチャネラー)」たちがチャネリングによって宇宙のシステムを知ったと考えれば納得ができるものではあります。
ただそれらが「宗教」として発展し、スピリチュアル分野と一線を画するのは、まだまだその時代には科学的宇宙の概念や言語が発達していなかったため、「宗教」という特殊な形態を取ってしまったようです。そもそも「宇宙」という言葉や概念さえなかった時代なのだから致し方ないでしょう。
チャネリングでは、さまざまな惑星で同じような概念の発生があったことを教えてくれています。「宇宙のシステム」を「宗教」として捉えてしまうのも「意識期」の特徴と云えるようです。
現在でも宇宙の概念や知識は日々進歩していますから、スピリチュアル分野もまだまだ新しい発見や情報が出てくることでしょう。
このように「意識期」になると「霊」「主教」「スピリチュアル能力」などなど……の「人の目に見えない作用や能力」に多くの人が気付くようになります。
これはまさに生体エネルギーと肉体とのバランスの変化により結果なのです。
このように第四段階の「意識期」には、いくつかの顕著な特徴が存在します。
これは何も地球だけに限ったことではありません。
この宇宙に存在するすべての人類で、その進化レベルが第四段階であれば、環境の違いによって若干の違いはあったとしても、ほとんど同じ状態となるようです。
そしてこれらの特徴は、その段階の後期になればなるほど大きく表れるようです。
まさに今、地球人類はこの第四段階の後期にきています。
2 宇宙からのチャネリング
「完成期」にある人類からチャネリングを受け、さまざまな宇宙的情報を受けたのは何のためだったのか考えたことがあります。
この本の第一章の始め、「知ることの意義」の中でお話ししたように、今、地球は大切な転機を迎えています。
第一章からここまで、皆さんにお話ししてきたさまざまな内容がその全容です。皆さんもだいたい今、「地球に何が起ころうとしているのか」何となくおわかりかも知れません。
チャネリング何故、今多く行われているのでしょうか。
☆チャネリングは、地球の進化を告げている
今回、チャネリングを地球に向けて発してきたのはある星の人類です。
そこに暮らす人々は、すでに人間としての最終段階である第九段階の「完成期」に達した人類です。
彼等はすでにその段階の末期に達していて、惑星の寿命ももうそんなに長くはありません。一惑星の終焉が近づいているのです(原本は1990年の出版ですので、すでにその惑星は消滅しました)。
彼等も宇宙転生の法則に従って「先祖返り」とも思える宇宙的転生輪廻を行わなくてはならないときに来ています。地球もまさに彼等の目的地の一つなのですが、前にお話ししたように、何しろ彼等であっても目的地を自由に選ぶことはできません。
しかし生命が存在している限り、その能力をフルに使い、移住に関してあらゆる可能性のある惑星にコンタクトを取り続けています。
また、すべてがスムースに行なわれるとは限りませんし、事によっては双方にとって生死を分けることにもなりかねないのですから、彼等自身の存在も宇宙転生にかかっています。
そのために、彼等も出来る限りの知識を残そうと懸命になっています。
「受ける側」である地球にとっても、これは重要な時期です。
地球人類も、あと少しで第五段階の「体成熟期」にレベルアップする素質を持つようになりました。
今回のように「宇宙転生」と、地球における進化レベルのアップの時期がうまく合致することは、大変貴重な偶然で、最高のチャンスと云えることがわかります。
今は、「スゴイ時代」で、私たちは貴重なチャンスの中に生きています。