☆“第六感”は心に通じるエネルギー
そして第五の項目である「素直な気持ちを持つ(宇宙感応)」というのは、完成期にある人類の最大の特徴だといえます。
思考が即、言葉として相手に伝わるのです。
この能力を今、地球人類が身に着けたならばどうなってしまうでしょうか。人間社会はすぐに崩壊してしまうかもしれません。
物質欲、征服欲の旺盛な第四段階にある人間が、相手の思考を読み取ることができたなら大変です。慰安の進化段階では、これはあまり嬉しくないです。
しかし宇宙のシステムは旨くしたもので、永い年月をかけて人間という種を熟成させ、その思考が究極にまで発達した時にやっとその能力が見に着くようになっているのです。
本来の、人間のコミュニケーションには「裏表」はない! ということです。
地球人類も進化した人類も同じ人間です。その能力の片鱗はその素質の中に持っています。
皆さんもお互いのコミュニケーションの中で、第一印象や第六感によって相手を判断することがあるでしょう。
この時、相手が自分を嫌っていれば不思議と判りますし、反対に、自分が相手を嫌っていれば相手もそれを察知しているのものです。
この「光の人類」に通じるテレパシーコミュニケーションの片鱗をもつ私たちは、出来るだけ素直な気持ちで相手を見詰め、宇宙を見詰め、過ごして行ければ社会の争いも、人生のくろうも大分減ってゆくことでしょう。
そしてそんな気持ちを持った人が宇宙を感じて、また新たなチャネリングをし、新しい宇宙の知恵を広げてゆくのだと思います。
今までお話ししてきたこれらのすべての項目は、道徳的な見地から考え出されたものではありません。
ましてや宗教的な教義に基づくわけでもありません。
チャネリングというコミュニケーションで得られた、「進化した人々の知恵」ということです。
あくまで人間が人間らしく、幸せに生きて行くために知っておいたほうがいい宇宙の知恵と言えるでしょう。
そんな意味からいえば「心」は容易に感じられるものです。
前述の五原則を実践してゆく人をみれば、そのオーラが伝わり、社会に安定が訪れます。こんな人たちが増えると良いと思います。
肉体を持つ人間が、「光の人類」まで達した人々の、すべての能力と判断基準を持つことは、不可能に近いでしょう。
ですがそれに近づくことは不可能ではありません。そしてその判断基準は他ならぬ、皆さん自身の中に存在し、そして皆さんの意思で実践できるものなのです。
次はいよいよ「宇宙的な転生輪廻のシステム」についてお話しを進めていきたいと思います。