☆人類の進化を大きくわけると……
前回、「人」の宇宙的な進化は9段階になるとお話ししました。
そしてそれらは大きく特徴別に区分けすることが出来ます。
それが次の3つです。
1、 創成期
2、 物質期
3、 生体エネルギー期
の3段階です。
創成期は、第一段階の「創成期」と同じように「将来、人になってゆくであろうタネが生まれる段階」です。まだまだアメーバのような感じで、もう少し進化したとしてもとても「これが人間になるの?」という感じだと思います。形態だけでなく、思考などもまだまだ発揮できない段階です。
物質期には、9段階のお話しの中の、「第二段階の動物期から、第六段階の体後期」までが含まれます。
ここ辺が、現在私たちが認識する「人間」といえる区分になるでしょう。
そして生体エネルギー期は「第七段階の分離機と第八段階の光初期、第九段階の完成期」を示します。
簡単に言えば、「人間のタネの段階」「肉体を持った人間の段階」「生体エネルギーで存在できる人間の段階」……という特徴で理解することが出来ます。
これを人類の3区分と呼びましょう。
宇宙という空間の中には今現在、さまざまな発展段階の人間が存在しているということです。
ある惑星では、人類はその第一段階にあり、人間の「もと」が発生したばかりで、ある惑星では第四段階の人々が生存し、文明が成熟しています。またある惑星においては完成期を迎え、人間の究極を極めている人類が存在する! という状態です。
そしてさまざまな段階の人類が、一歩ずつ段階を追って、「完成期」の人類まで向かいます。
その過程の中にで「進歩」は文明などの発展というその惑星環境の中で進み、「進化」は「その惑星環境を越えた作用」で触発され進むことは前にお話ししました。
人類が第一段階の創成記から第九段階の完成期まで、一歩ずつ進化してゆくには、必ずその惑星外からの影響を受けなければなりません。
それが宇宙における「転生輪廻の鍵」と言えるでしょう。
2 地球人の進化段階
宇宙で、人間の発展段階には九つのレベルがあることは前述したとおりです。
第一段階の創成期から始まって動物期、人化期、意識期、体成熟期、体後期、分離期、光初期、そして第九段階の完成期です。
それでは今、地球人類はどのレベルにあるのでしょうか。
今、現在地球人類は肉体を持っています。
また地球という惑星そのものも物質の塊です。
ということは、先程大きく3種類に区分した三つ目の、生体エネルギー期ではないことは一目瞭然ですね。
また既に人間として生活をしていて、アメーバのような生命体でないことも明らかですので、創成期でもありません。
大きな区分での「物質期」にあるということです。
物質期には第二段階の動物期から第六段階の体後期までが入りますが、現状の地球人類は第四段階である「意識期」の発展段階にいるということです。
二本足で立ち上がり、人間としての特質を備え始めた「人化期」を通り過ぎ、地球人類としての本来の姿、つまり「肉体と生体エネルギーの存在バランスに気づき、物質文明だけではなく、精神的な文明も発達している段階」といえるでしょう。
そしてそして第四段階も後期に来ているのです。
この「後期」というのが大切です。