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命の波動【ベルメウスの時代 Vol.5】

命の周波数の謎

 

 地球上において「生命」という存在を考える時、その構成要素は大きく2つに分けられます。

 

 つまり物質である「肉体」と生命力である「生体エネルギー(=霊)」とに分けられます。

 この場合、肉体と称すると人間だけに限られるように感じますが、これは当然のごとく他の生命、すなわち動物・植物も含まれることはいうまでもありません。

 とすると、動植物にも霊があるのでしょうか?・・・。

 当然あります。

 

 しかし、前にも記したとおり、すべての生命体では、周波数帯がそれぞれ違いますので、けっして交わることはありません。

 

 これは人間の周波数帯、犬の周波数帯、猫の周波数帯、蝶の周波数帯、それこそノミの周波数帯にいたるまで、すべての個体群においてその周波数帯は異なってきます。

 ですから人間と動物の生殖が不可能なように、生体エネルギー同士の交わりも不可能だということです。

 

 それでは、よくある“〝狐つき〟等・・・動物の憑依霊、「人間に動物の霊が取り憑く」ということはあるのでしょうか?

 

 これも当然の事ながら有り得ません。

 それでは何故、古今東西〝狐つき〟という現象が報告されているのでしょうか。

 この疑問には後程詳しくお答えすることにいたしましょう。

 

 話が少々道を外れてしまいましたが、重要なのは生物の二大構成要素である物質と生体エネルギー(=霊)は宇宙においてその存在の長さ、つまり寿命に差があるということです

 

 チャネリング情報では、これが物質を持った生物の大原則なのだそうです。

 もう一度繰返しますが、生物の、人間においていえば肉体と生体エネルギーとは宇宙空間において存続する長さが異なっているということです。

 この事実が地球上において歴史上、霊現象やオバケ、その他諸々の事象(スピリチュアル現象)が起き、報告されている由縁なのです。

 

生体エネルギーの寿命はほぼ永久です

 

 それでは、物質(肉体)と生体エネルギー(そろそろ〝=霊〟という標記はご理解いただけたと思いますので、これから先は生体エネルギーとだけ表示する事にします)とでは、どちらの存続期間が長いでしょうか。

 

 これはいうまでもなく「生体エネルギー」です。

 肉体の存続期間は現在認識されている中でも長くて100年位のものでしょう。しかし、生体エネルギーの存続期間はほぼ地球上の人間の感覚では永久という言葉で表さなくてはならないほど長いのです。

 

 それでは何故、生体エネルギーの存続期間、寿命を何年位と明言することができないのでしょうか。

 

 それは、宇宙空間の無限の膨張と関わりのある事なので、ここで説明を加えると非常に複雑になりますので機会を改めますが、それでは生体エネルギーの寿命は無限なのでしょうか。

 それは違います。

 あるきっかけによって生体エネルギーもその存続形態を変えなければならない事があります。

 その事柄こそがこの本の中心的なテーマの一つであり、後述する宇宙の生命の進化に深く関わっているポイントなのです。